アクアパーク品川と品川水族館どっちがいい?イルカショー廃止って本当?

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アクアパーク品川と品川水族館どっちがいい?イルカショー廃止って本当?

デートや家族旅行の定番として多くの人が来園している水族館。日帰りで訪れるために、出来るだけ近場の水族館に行きたいと考えている人もいると思います。都内で検索すると、品川に水族館が2つありどっちに行くか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

今回この記事では、アクアパーク品川と品川水族館どっちがいいか2つの水族館の違いについて解説していきます。

目次

アクアパーク品川と品川水族館どっちがいい?

アクアパーク品川と品川水族館どっちがいいかは人によると思うので、ここでは2つの水族館の違いについて解説していきます。

特徴の違い

アクアパーク品川と品川水族館の特徴の違いを紹介します。

アクアパーク品川の特徴

アクアパーク品川は、2005年に開業したことで比較的新しい水族館です。2015年に「音・光・映像」をコンセプトにしたデジタルコンテンツによる演出を追加し、幻想的な屋内水族館としてデートスポットに最適です。

イルカショーは昼と夜で雰囲気の違うショーを開催。昼の部では、イルカが激しくジャンプするので前方に座ると水がよくかかります。レインコート必須でしょう。夜の部では、ジャンプが控えめになっており、幻想的な映像と光のショーになります。

アルコールを提供しているのも特徴の1つです。

品川水族館の特徴

品川水族館は、1991年に開業した歴史ある水族館です。品川区民公園内にあり、都内で最初にイルカショーを開催した水族館として有名です。都民からは「しなすい」という名称で呼ばれ、館内展示は地域アンケートの意見を参考にしている地域密着型になります。

基本的に展示は低い位置にあるため、子供でも見やすく安心。地下にあるトンネル水槽は、ウミガメやサメ、エイなどの大きな魚がダイナミックに泳いでおり、迫力満点です。

イルカショーやアシカショーなどは屋外で開催されるため、開放的な空間でショーを楽しめます。

営業時間の違い

アクアパーク品川と品川水族館の営業時間の違いについて紹介します。

アクアパーク品川では、開園時間が10時から20時までとなっており、休館日は無く年中無休です。

品川水族館では、開園時間が10時から17時までとなっており、夏休みなど一部期間は18時まで延長。毎週火曜日と年末年始が休館日で、GWや夏休み期間の場合は火曜日でも開園します。

夜のデートを楽しみたい人は、アクアパーク品川がおすすめです。子連れの場合は明るいうちに帰宅できるので品川水族館がおすすめになります。

アクセスの良さ

アクセスの良さについてそれぞれ紹介します。

アクアパーク品川のアクセス

アクアパーク品川は、品川駅から徒歩2分。雨の日は建物を通ることで濡れずに水族館へ向かえます。

品川駅はJR山手線から渋谷や秋葉原など様々な場所へ簡単に移動可能。京急線も繋がっているため、羽田空港へのアクセスに適しています。

品川プリンスホテルの施設内に水族館があります。施設内には他にも映画やボウリング場、レストランなどがあるため水族館から出た後も様々な施設で楽しめるでしょう。

アクセスが優れている分、客層は外国人観光客が多めです。子連れの場合、はぐれる可能性があるので注意しましょう。

品川水族館のアクセス

品川水族館は、最寄り駅が京浜急行の「大森海岸駅」とJR京浜東北線の「大森駅」です。大森海岸駅からは徒歩8分、大森駅北口からは約15分かかります。

駅から少し離れているため車での来園がおすすめですが、駐車場料金が20分200円かかるので注意が必要です。混雑時には、駐車場が「開園してすぐに満車になる」とも言われています。

水族館周辺には公園しかないため、水族館を出た後に近場で食事などするのは難しいでしょう。

ややアクセスしにくい分、客層は地元民が多いため子連れでも安心してゆっくり過ごすことが可能です。

料金の違い

アクアパーク品川と品川水族館の料金の違いは以下の通りです。どちらも地域割引などがあるので、公式ホームページを確認しましょう。

 アクアパーク品川品川水族館
大人 (高校生以上)2500円 年間パスポート:4800円1350円
中学生・小学生1300円 年間パスポート:2500円600円
幼児 (4歳以上)800円 年間パスポート:1500円300円
シルバー (65歳以上)2500円 年間パスポート:4800円1200円

品川水族館がイルカショーを廃止するって本当?

品川水族館が「イルカショーを廃止予定」という噂がありますが、この話は本当です。品川水族館のイルカショーおよびイルカの展示は2027年度のリニューアルオープンに伴い終了予定です。なぜイルカショーを廃止するのかその理由について紹介します。

独自性が失われているから

開館当初は都内で初のイルカショーを開催したことで強い集客力を持っていた品川水族館。しかし、周辺にアクアパーク品川や八景島シーパラダイスなど、規模の大きいイルカショーを開催する水族館が登場したことで、品川水族館の集客力は開園当時に比べて大きく減ることとなりました。

品川水族館は、都内初のイルカショーという独自性は既に失われており、競合水族館と同レベルのショーを開催することは不可能であると判断。イルカショーを廃止することを決意しています。

世界情勢の影響

最近では世界的な情勢として、イルカショーやイルカ展示の廃止が進んでいることに加えて、現在飼育しているイルカを今後も飼育するためにはプールなど施設の大型化が求められています。

品川水族館は、イルカの健康状態を管理するためにメディカルプールの新設など行い繁殖してきましたが、繁殖はショープールを使用するしかなく繁殖中はショーを休止していたそうです。

イルカを飼育するために水槽を拡大しようとすると、莫大な建設費や維持管理費の負担が想定されることからイルカの展示を断念したようです。

まとめ

今回は、アクアパーク品川と品川水族館どっちがいいかについて解説しました。

入園料は少し高くつきますが、魅力的なショーやアルコールの提供など、デートとして最適なのはアクアパーク品川です。食事や娯楽施設が周辺に多いため、水族館から出た後も楽しむことが出来るでしょう。品川プリンスホテルを事前に予約しておけば、そのまま宿泊も可能です。

品川水族館は、料金がアクアパーク品川に比べて安く、客層に地元の住民が多いことからゆったりと水族館を楽しめます。子連れでの家族旅行に最適でしょう。

都内で水族館を探している人は、今回の紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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