2025年4月13日に開催が始まり、賑わいを見せている大阪万博。10月13日までの184日間開催されているので、これから行きたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そんな大阪万博ですが、開催前にSNSで炎上を起こしています。今回この記事では大阪万博の炎上について解説していきます。
大阪万博はなぜ炎上した?
大阪万博が起こした炎上事件をそれぞれ紹介します。
工事が遅れなどで開催前から炎上
2018年11月23日に開催が決定した大阪万博。当時は「大阪が盛り上がる」と話題になっていましたが、開催前に建設工事が遅れが発生。遅れが発生したのは、資材の高騰や人手不足などによって建設コストが大きく跳ね上がったことが原因と言われています。開催の4月12日時点では、8カ国のパビリオンや展示スペースが開館できないことが報じられました。
また、開催場所のアクセスが悪いことや、地盤に弱い場所に建設するため災害時の不安など、開催前から様々な指摘があり炎上していました。
コスプレで炎上
コスプレイヤーがコスプレ姿で大阪万博に訪れ、SNSに感想を投稿したところ批判の声が寄せられ炎上しました。「万博はコスプレ会場じゃない」「迷惑になる」などと批判されていましたが、大阪万博は「持込禁止物に該当しなければ、装着しての入場は可能」「着替え場所は無く、トイレは迷惑になるから禁止」などと公式ホームページに記載されています。ルールを守ったうえでコスプレして入場すること自体は問題ないようです。コスプレイヤー側の言動や振る舞いなど、別の要因でこの炎上騒動は大きくなったと考えられます。
アフタヌーンティーで炎上
英国パビリオンで提供されているアフタヌーンティーの提供が簡易的だったことで炎上しています。優雅なイメージを想像させるアフタヌーンティー。大阪万博では1セット5000円の価格で提供しています。
実際に注文した利用者が「2個あると書かれていたスコーンが1つだった」「紅茶がカップではなく紙コップだった」などとSNSに投稿。サービスの一部が簡易的な内容だったことから炎上に発展しました。この炎上について駐日英国大使館は声明を発表し「一部サービスの改善」を発表。現在は紙コップではなくティーカップで提供しています。
イメージキャラクターのミャクミャクはパクリ?
大阪万博のイメージキャラクターとして登場したミャクミャク。このキャラクターが「パクリではないか?」と話題になっています。パクリ元と言われているのがスペインの芸術家サルバドール・ダリの「イースターの眼」という彫刻作品です。
このパクリ騒動でミャクミャクをデザインした山下浩平氏に批判が集まっていましたが、元々決まっていたロゴマークを元にキャラクターを作っているため、山下さんに批判が集まるのは理不尽です。山下浩平氏はこの騒動から既にXアカウントを削除しています。
ミャクミャクの人気がない理由
大阪万博イメージキャラクターのミャクミャクはあまり人気がないようです。その理由は奇抜なデザインによる見た目が「気持ち悪い」「怖い」などと言われています。
ミャクミャクのコンセプトは「脈々と受け継がれる人間のDNAや知恵」となっていますが、見た目からこのコンセプトを連想することは難しいようです。また、過去に行われた万博イメージキャラクターとのギャップの大きさに受け付けられなかった人もいるのでしょう。
大阪万博を開催してからは「かわいい」という声も見られるため、徐々に人気が出てきているように感じます。
まとめ
今回は、大阪万博の炎上やパクリ疑惑について解説しました。開催前から色々と話題になっている大阪万博ですが、実際に訪れた人からは満足している声が多い印象です。興味のある方は、この機会に大阪万博に足を運んでみてはいかがでしょうか。